この「和光薬局」は祖父母が約50年前に開業した場所
お喋りをするために店に寄って、リポビタンDを買って行くおっちゃんがいたり、
水木海水浴場が賑わう時期には、海で怪我をした人がどう対応すべきか聞きにきたり、
薬局だけではなく、介護支援事業、市内の学校に薬の配達、ほかにもいろいろやっていました。
高齢のため祖父母が店を閉じたのは私が大学生の頃。当時、アイディアなんて何もなかったけれど、いつかここを活用したいとだけ思っていました。
少しだけ大人になった今、ヨガ・ピラティスと看護師・保健師としての視点を活かして、なにかできるかもと思っています。
スタジオとして店舗を活用し、再び人の流れが生まれる場所になったらいいなという思いで運営していきます。
ちなみに、和光とは「光を和らげる、優れた才能(知恵)を隠す」
仏教用語の「和光同塵」は、自らの才知を隠すことで俗世間で目立たないようにしているということに繋がり、世の中の災いなどに巻き込まれることなく、安心して暮らしていけるというニュアンスがあります。
祖父に、なんで和光って名付けたのか聞くと
「響きがいいから」だと笑っていました。